香港留学考察録、日本はもう中進国になりつつあるのではないかという危機感

日本は中進国になりつつあるのではないか

香港留学考察録、今回は日本は中進国になりつつあるのではないかという話です。さて、香港留学、また台湾旅行でも感じましたがこの2地域での日本の存在感てめちゃくちゃあります。それは製品力だったり、広告やマーケティングだったり。まあ主に製品力なのですが、これらのおかげで日本は存在感を保てている気がします。しかし。お気付きのように日本のこの存在感、1970~1990sの遺産でしかないんです。相変わらず日本の主力製品は自動車だし、食料品や飲料品だしで今産業の中心になっていっている部分とは遅れた、前時代的な部分で存在感を発揮しているのです。前の記事でも書きましたが(中国に対する日本、香港、台湾の共通思考)、中国とアメリカだけがインターネット革命の主役になり、日本はそこに完全に置いてけぼりになってしまったのでした。

物価と高等教育から考える日本の中進国化

このインターネット革命に乗り遅れたことに加え、私は中進国化は物価と教育を見るとわかりやすいのかなと思っています。まず、物価的側面から。香港と上海、北京を見て見ましょう。これらの都市はアジアが世界に誇る都市です。しかし、数年前までは日本の方が物価が高く、製品クオリティも日本の方が高かったのです。ですが、知っての通りここ数年で立場は完全に逆転し、物価でも製品クオリティでも香港、上海、北京の後塵を拝することも増えてしまいました。

高等教育の没落から見える日本の危うさ

教育を見て見ましょう。世界大学ランキングの順位は日本が誇る東大も京大も年々順位を落としています。香港大学や清華大学が順位を着々とあげて高等教育のレベルの高さを世界に示している中で日本の凋落が目立ちます。また、香港にいる大学生と日本にいる大学生のレベルを見ても一目瞭然です。トップ層はあまり変わらないかもしれませんが、中間層では大きすぎる差があります。まず言語面、勉強に対する態度、専門性の高さ、これらの点で日本は全てで劣っています。教育は数年後の社会を映す鏡であると考えるとすでに始まっている立場の逆転はとどまることを知りません。以前の記事(日本人留学生少なすぎ問題)でも触れましたが、高等教育の面で、かつてお世話する立場だった東南アジア諸国の学生がレベルの高い海外大学に進学するのを横目に日本の大学生は英語も話せていないという状態です。これから先の末路は目に見えているでしょう。

解決策はどこにあるのか

このように日本の主力製品が未だに過去の遺産であること、インターネットにおけるイノベーションに失敗していること、物価がどんどん安くなっていること、高等教育のレベルの低さと高等教育を受ける人間のレベルの低さ、これらを考慮していくと日本の中進国化はまず間違いないのではないかと思ってしまいます。なんとかしたい。。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする