香港留学考察録、香港人は超プラクティカルという話

香港に来て3ヶ月、香港人の特徴は??

香港に来て早くも3ヶ月が経ちました。今回は香港人のプラクティカルさについてまとめておきたいと思う。一般的な日本の大学生ってやはりあまり勉強していないと思う。中にはしてる人もいるだろうし、私が今留学している香港大学にいる日本人大学生はよく勉強している人が多いなという印象をもつ。しかし、平均的には勉強しない大学生というのが当たり前なのではないだろうか。

香港人と比較した時の日本人の勉強しなさ

私たちは大抵入学前に専攻を決める。でもあまりよく考えて決めてる人って少ないんではないだろうか?日本では学部よりも大学名が優先される(これは香港でも同じだけど)。大学名が就職活動におけるシグナリングとしての役割しか果たしていないから、大学の中で何をやったかを問われることが他の国と比べると少ない。もしくは問われても勉強の内容ではなくサークルだったり、バイトだったり、インターンだったりで大学の勉強の内容を深く突っ込まれることはごくわずかだ。

香港では何大学の何学部に在籍していたかがものすごく重要

香港の場合、というよりはこれが国際スタンダードなのだろうが、何学部に在籍していたか、はどの大学にいたかと同じくらい重要視される。実際文学の専攻の学生よりは圧倒的に経営やファイナンスの学生の方が就職活動においては有利になる。さて、ここからが本題なのだが、香港人の価値基準の大きな部分を占めているのが「金を稼げるかどうか」という観点である。この理由は諸説ある私自身まだ考察の段階ではあるけれど、中国の影響下に置かれるのを恐れているというのが原因の一つと考えられる。2047年で一国二制度が終わり、正式に中国が香港を統一する前に、香港人のエリート層の多くが国外に逃げてしまいたいと思っているようなのだ。そこで、彼らはより「金を稼げるのかどうか」に固執せざるを得なくなる。世界のどこにいっても稼げるようになるためには英語が必要だし、中国語が話せたらより強いし、もちろん大学での専門性もしっかり示さなければならない。結果として彼らの選ぶ専攻というのはほとんどがファイナンスかエンジニアになる。

香港人必然の選択肢はファイナンスかエンジニア

ただ、香港人に「なんでファイナンスにしたの?エンジニアにしたの?」と聞くのは愚問である。彼らのほとんどがその答えを持っていないからだ。アメリカやヨーロッパの大学、また私が日本で在籍しているICUの学生などは「なぜその学問を選んだか」に強いこだわりを持っている人が多い。しかし、プラクティカルに「いかにお金を稼ぐか」にこだわらざるを得なかった香港人にとって、ファイナンスやエンジニア以外を選ぶのがそもそも異端なのだ。私としては話していて深い理由がない選択ってあまり面白いとは思わない。でも彼らにとってはそうなるべくしてなっている。そういった社会背景からも意思決定のあり方をみてみたいな、と思わせてくれる香港人との出会いです。まだまだ香港考察、続きます。

香港留学での体験談です。

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