ICU生、ボスキャリで就活、終えます:決めて断つ。振り返りとこれから。

ICU生、ボスキャリを終えて就活を終える決断ができました

今日ついに、4年近くに及ぶ就職活動に終止符を打つことを決めた。結論から言うと「メルカリ」にいく。この記事では僕が1年生の頃から今に至るまでどのように就職活動を進めてきたのか、その過程でどのような人に出会い、刺激を受け、自らの価値観を揺さぶられ、進路選択に大きな影響があったのか、記し、今後迷った時に振り返れる記事にしたい。

埼玉大学時代、教師にならないと決めた日が就活の始まり

思えば埼玉大学教育学部在籍時に「先生にはならない!」と腹を決め(仮面浪人での経験)、「じゃあ何になるの?」の問いに答えられず、就活本を読み、埼玉大学教育学部で先生以外の道へどんな専門性を身につけられるというのかと途方にくれたのが僕の就職活動の始まりだったように思う。Visits OBというサイトを発見して、ICU1年生の3月にPwCコンサルティングのICU座談会に参加したのがICUでの就活の始まりだった。

ブレブレのICU2年夏、サマーインターンに応募しまくる

その後当時お付き合いさせていただいていた社会人の恋人の影響を強烈に受け、ものすごく焦り、2年生の5月からサマーインターンに応募し始めた。確か7社くらいに応募した。応募したはいいものの、選考を通過することだけが目的になっていたので受かってから行く気がなくなり行かないという、ブレまくる時間を過ごしていた。しかし数応募した中でもLITALICOという今まで見たこともないような分野を専門にしている会社に出会い、この会社のインターンだけには参加しなくてはという思いになった。結果、インターンシップを通じて内定をいただくに至った。この際にはLITALICOの教育観*客観的指標に基づく施策*研究とのコラボレーションなどにものすごく惹かれ、ここしかないと思っていた。LITALICOへの尊敬の念は今でも変わらない。とはいえ「教育」の会社である以上、僕がこれまで一番力を入れて取り組んできたものだしアドバンテージのおかげで評価されただけかもしれないという思いがあった。だからインターンの登竜門、とにかく実力を問うということで有名なワークスアプリケーションズのインターンに2年3月に参加したのだった。

ワークスアプリケーションズのインターンの友達

ワークスのインターン(ワークスインターンの経験)で得たのは逆立ちしても敵わない優秀すぎる友人(freenow)との出会いだった。正直な話、自惚れていた部分が少しはあった。2年生で内定をもらってる人は周りにいなかったし、僕自身ワークスのインターンでもそこそこ高いパフォーマンスを出せていたように感じていたからだった。でも彼は違った。まず頭の回転の速さが違う。しかも速いだけじゃない。僕が見ることができない3〜5歩先の様子、サービスを使用するカスタマーの様子まで見えている。この人はすごい・・・。結果彼は優秀賞をとって僕は賞ではなく内定をいただくにとどまった。当たり前だと思った。この人に追いつき、いつか対等に話せるようになりたい、ワークスのインターンで得たこのモチベーションは今でも薄れることがない。ありがとう。

ICU(国際基督教大学)の先輩

実はワークスのインターンが始まる前にもう一つ僕の進路選択に大きすぎる影響を与えてくれたICUの先輩との出会いがあった。僕は2年生の1月頭までICUの某経済学のゼミに二つほど参加していたのだが、徐々に経済学そのものにあまり興味がないことが判明し、もっと教育によった効果分析がやりたいという思いが強くなっていた。そのため、二人の先生にお別れのメッセージをしたのだが、これがもめにもめ未だに若干気まずいというとんでもない状態だった。そんなこんなでじゃあ今後どの先生の元でどんな勉強をしたいんだろうか、と思っていた時に先輩のブログ(review-of-my-life)に出会った。教育について書いている記事を読んだのだがその考察力がすごい。この人に会いたい、話を聞きたい!と思い、早速facebookでコンタクトをとり、話を聞いてもらった。その後ゼミを紹介していただき、香港大学の教育学で有名な教授を教えていただき、さらにインターン先まで紹介していただいた。さらにすごいのが完全に独学でプログラミングを学びwebアプリをリリースしているというところだった。「文系でプログラマーは難しい」と常識で決めつけていた部分が剥がされ、その後の進路選択の幅がぐっと広がるに至った瞬間だった。さて、紹介してただいたインターン先というのがRISU(RISU Japan)である。

RISUでのインターン

ワークスのインターンが終わった後、RISUでのインターンシップ(RISUでのインターン経験)を始めた。そこでメンターをしてくださった社員さんから受けた影響もものすごく今回の意思決定に反映されている。インターンで最初に習得するようにアドバイスを受けたのがSQLというデータベースを扱う言語だった。RISUでは子供の学習データを細かく保持しているため、そのデータ量が膨大である。そのため、データを分析し現状を把握するためにはデータベースを扱う専門の言語が必要だという流れだった。まず仮説を立ててそれを実証するためにSQLを叩く。結果が出る。仮説と当たる。じゃあこういう施策を打ってみようと実行し外れたり当たったりしながら新たなサービスを作り上げていく。RISUで学んだのはデータは嘘をつかないがその解釈の仕方でいかようにも嘘をつきうるというということだったと思う。そのRISUのインターン先にbeBit(beBit)という会社からきた方がいて、その方にbeBitを紹介していただいた。

beBitサマーインターン

beBitのサマーインターンはわずか5日間だったのだが自分の価値観に大きな影響を与えているように思う。RISUで学んだのはとにかくデータで客観的に把握せよ、という部分だったのだが、beBitはUX(user experience)の専門集団だけあって、顧客の体験のデザインという部分にものすごく注力されていた。僕はワークスやRISUでの経験がものすごく考え方に影響を受けていて定性調査の重要性を過小評価していた。しかし、実際にインターンの中である会社のECサイトの売り上げを伸ばすためにどのような施策を打つか、というところになって自分の定性調査力のなさがこれでもかと露呈した。確かに、「なるほどね」というような分析はできている。でもガラスのようなツルツルとした手触りの施策しか出せない。そこには泥臭さがなく現実性を著しく欠いていた。そのインターンでは見事にその部分を指摘され、その後は「どうしたら現実性と革新性を兼ね備えたアイデアが出せるんだろう」という疑問と戦っていくことになった。ongoingで戦っている。

ボスキャリの準備と本番

そうして留学が始まりそうこうしているうちにボスキャリの準備を始めた。ボスキャリでは今までじっくりと見てこなかったが候補にあげていた、「外資コンサル・外資メーカー・日系事業会社」を中心に見て、いくつかの企業に応募した。受ける過程でよくあると思うのだが、徐々にどこにいくかというよりどのようにして受かるかというストラテジーが先行してしまうというもの。僕もまさにそうなってしまっていて、どの会社にいくかではなくとにかく受ける会社全部受かろうという気持ちで受けていた。面接は順調だった。というのもインターンシップ選考を通して自己分析ができていたこと、RISUや前述していないがリクルートライフスタイルでの中期インターンの経験を通し、実際に自分がどのような形で業務をしていきたいのかをある程度明確化できていたからだと思う。オンライン面接なのでなかなか雰囲気が全て掴めるわけではないのだが、その中でもこの会社はいいな、この会社はもしかしたら合わないかもしれないな、というように特にいきたい会社を絞っていき、ボスキャリ本番は5社と面接ができる状態だった。ボスキャリを終えて外資コンサルから2つ(アクセンチュア、KPMG)、そして今回進むことになったメルカリから内定をいただくことができた。ボスキャリ終了から10日間、塾考の日々が始まる。

最終意思決定

当初ネームバリューや周囲からの称賛なども重なって大きくコンサルに気持ちが振れていた。そして信頼できる友達10数名にコンサルで最終意思決定した旨をLINEで報告した。だがその翌日の朝、言い知れぬ不安、モヤモヤが胸につかえていた。「本当にコンサルいきたいの?」。一旦、自分がこれまで何を考えてきたかを振り返ろう、そしてこれから何をしたいのかをもう一度振り返ろうと思った。そこで前出の尊敬してやまないワークスでの友人に再びのLINE。「コンサルとメルカリでめっちゃ迷ってる・・・」。彼が一言「よし、壁打ちしよう」。30分ほど話していくうちにこれまで自分が何をやってきて、これから何をやりたいのか頭の中がすっきりと整理された。さすが、質問力が凄まじい。そうして整理して出た答えというのは「自分でサービスを世に出せるようになりたい」という根幹の部分だった。そして過去のワークス、RISU、beBitのインターンを通じて、この目標を叶えるためにおそらく必要だと考えられる能力が”エンジニアリングスキル”*”データ分析スキル”*”カスタマードリブンスキル”の3つだった。もちろん他にもあるだろう。でも幹になるのはこの3つなのではないかと結論が出ていた。このスキルを手に入れつつ、早い段階でサービスを世の中に提供できるのはコンサルか、メルカリか。答えがようやく出せた。

これから

正直にいって僕のエンジニアスキルは赤ちゃんレベルだし、データ分析力もカスタマードリブンで考える力も風が吹けば飛んでいくようなレベルだろう。ここまでに紹介したRISUやbeBitの社員さん、ワークスでの友達、icuの先輩などとは比較にならないくらい僕のレベルは低いと思う。でもだからこそチャレンジしてみたいと思う。うまくいくかはわからない。だけど3年後、「あの時メルカリ選んで、チャレンジして本当によかった!!!!!」と笑えているように、今日からまた勉強に励もう。

これまで支えてくれた多くの人に感謝しています。ありがとうございました。

以下LINE@で質問受け付けています。

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