統計学におすすめ!入門するならこの書籍がおすすめ9選

統計学おすすめ、これしかない!~「実践する統計学」

この記事では9冊の統計学のおすすめ本を紹介するのですが、正直この「実践する統計学」を超える書籍には出会ったことがありません。間違いなくNo.1です。まずこの本の大きな特徴は統計学の理解に必須の「文章による説明」「数式による説明」「現実社会への応用」の全ての点において説明が洗練されているところにあります。

中身としては統計学の一番最初の「平均・分散」あたりからスタートしつつも理解が難しい「分布」「仮説検定」「回帰分析」まで実に丁寧に説明されています。前述した通り、言葉での説明の後、数式で展開し、豊富なコラムで理解を深めるという構成になっています。ちなみに僕は今、この「実践する統計学」で学んだ知識を実際にRという統計ソフトを使って「実践」しているのですがその際にもこの本での学びが非常に役に立っています。

Rでの分析やその際に改めて「実践する統計学」を読み直して復習した内容を記事にしています。統計学:仮説検定、P値、信頼区間、タイプ1エラー、タイプ2エラーでは本で読み直した内容を自分なりに再解釈して説明したり、統計学:正規分布、Z値、信頼区間をRでやってみるではまずは理論を書籍で復習してからRでの実装方法を学んでいます。

数学が得意な人は数式による説明を軸に読み進めれば良いし、文章による理解の方が得意な人はそちらを軸にすることもできる。まずは統計学がどのように社会に応用されているのかを知りたい人はコラムを楽しみながら読み進めれば良い。どのような属性の人でも満足できる書籍だと思います。

統計を学ぶ全ての人に手に取ってほしい、超オススメの書籍です。

統計学おすすめ!「実践する統計学」の前に、~統計学の入門の入門におすすめ「マンガでわかる統計学」

先ほど「実践する統計学」が最もおすすめだと紹介しました。もちろん実践する統計学を一番おすすめする主張は変わらないのですが、やはりちょっと数式難しいな・・・と感じてしまう方はこの「マンガでわかる統計学」に一度目を通してみると良いと思います。統計学の全体観が見えて、その後の勉強の捗りが相当良くなると思います。この本では漫画を通じて平均・分散・分布・独立性などについて学べます。

統計初心者、数学初心者には間違えのない初めの一冊です。

統計学おすすめ!~よくおすすめされる統計学入門書籍、「統計学入門」と「基本統計学」は??

どの教授からもおすすめされる定番の「統計学入門」です。この書籍では数式による証明が主役で進みます。やはり統計はイメージを掴むだけではなく数式を理解して初めて「本当に統計理解できた!!」という状態になれるでしょう。数式からじっくり統計を理解したい人にはこれ以上ない最適の一冊です。

こちらは一橋大学の経済学部では教科書になっているものです。この基本統計学の特徴は前述した「実践する統計学」と「統計学入門」のちょうど間くらいです。数式を使った説明ももちろんするのですが、文章でも直感的に理解できる作りになっています。数式と文章、どちらにも偏らずに統計勉強したい、という人にはオススメの一冊です。

統計学おすすめ!~計量経済学の入門ならこれ一択!「計量経済学の第一歩」

さて、ここからは経済学を専攻する人に向けた書籍になります。もし「計量経済学面白そうだなあ」と感じている人がいたらぜひ手に取ってほしい一冊が「計量経済学の第一歩」です。

計量経済学は経済データの分析にどのように統計学を応用させていくか、という視点に立つ学問です。ですので、経済データの処理に必要なことをこの計量経済学で学ぶ必要があります。

例えば、時系列のデータ。株価データとかって一時点のデータを見ても意味がなくて、時系列で何年間かに渡ってデータを見て、分析することによって、「こういう出来事があると株価って上がりやすいな」とか「下がりやすいな」とかを目に見える形で説明できるようになります。

そのために、時系列用の分析というのが存在しています。この時系列用の分析などレベルの高い範囲については基本的にどの統計学の参考書でも触れられていないので、このレベルまで勉強したい場合は、まず「計量経済学の第一歩」に取り組みましょう!

統計学おすすめ!~計量の2大参考書といえば「Introductory Econometrics」 VS 「入門 計量経済学」

公式ページに例題のデータが全てあるため練習問題に困ることはありません。解説も丁寧です。しかし、中身が英語なのが少し困ったところでしょうか。これ一冊終えれば、学部生として知るべき計量経済学の知識は網羅できるとのことです。僕は行列をあまり理解していない傾向があるのでまだ理解しきれていません。

stock and watson本です。こちらも公式ページで練習問題のデータがあるはずです。日本語で書かれているところはwooldridgeと比較したメリットです。しかし、同じくらいのボリューム感でwooldridgeの方が網羅性は高いので英語さえ読めればwooldrigeにチャレンジするのも良いかもしれませんね。

統計学おすすめ!~一般書籍から抜粋、面白いデータ分析系の本

SFCの教育経済学の教授、中室先生の本です。(個人的に中室ファンです)データ分析のベースにある因果関係の読み方について徹底的にわかりやすく解説しています。相関と因果を取り違えないために読んでおくと良いでしょう。

シリーズもので入門、実践、ビジネスがあるけど統計ってどこまで分析できるの?みたいな限界を知りたいときにすごくよいです。統計の可能性と限界、両方知りつつ勉強を進めるとモチベーションもアップします。

統計学おすすめ!~まとめ

統計学や計量経済学はインターンシップや就職活動においてもその知識が存分に発揮されます。私自身、教育IT企業での長期インターンでは統計の知識を生かした業務をしました(教育IT企業でのインターン話です)。また、就職活動においても統計の知識やスキルが存分に生かされたと思っています(就職活動全体の体験談です)。もし今何を専門にしていこうか迷っている人がいたら統計は心からオススメできます。是非上述した本を利用して統計を武器にしていってくださいね。また、統計がわかると計量分析を用いて分析されている本に対してしっかり批判的な目を持って読めるようになります。特にこの本(日本人の9割が知らない遺伝の真実のレビューです)などは統計を知らないとただの極端な事実として受け取ってしまいそうな内容なのですが、統計を知っていることによってより正確な情報を掴むことができる好例だと思います。ぜひ目を通してみてください。

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