香港返還20周年に留学することの意味

香港返還20周年

昨日が1997年7月1日から20年、つまり香港が英国植民地から中国へ返還されて20周年の日だった。普段香港を報じることはほとんどないメディアも昨日ばかりは香港返還について積極的に論じていた。

雨傘革命

2014年に起きた雨傘革命を知っている人は多いと思う。雨傘革命は簡単にいうと、香港の行政長官(一番トップ)を決める選挙の候補者が自由に立候補できるのではなく、中国共産党が認めた、つまり親共産党候補A,B,Cだけが立候補し香港市民がその候補の中から投票をせざるを得なくなった状況に対する反発から起きたものである。雨傘の名称は、この時中国本土が投じた警官隊が催涙弾を発射した際にそれから逃れるために傘をさして抵抗したことを発端にこう呼ばれるようになったらしい。

友人の目

僕には昨年インドネシアでボランティアをした際に友人になった香港人の友人が10名ほどいる。彼らはボランティアの際、一部の中国人と明らかに「うまく」行っていなかった。というのも、中国人の一人が香港人たちに対して、「お前ら中国の一部なのに何香港チームとか言ってんのww」的な発言をしたことがきっかけとなり壊しようのない壁ができてしまったらしい。その香港人のうちの一人は2014年の雨傘革命に実際に参加したらしい。でも、、、「正直共産党抗ってもどうにもならないことはなんとなくわかったんだよね、雨傘革命で。それ以来デモとかに参加するのはやめた。自分にとってあまり有益な時間ではないから」といっていた。日本でぬくぬく育った僕には想像できない苦悩があるんだろう。香港返還20周年を機に、香港でまた独立や反共産党の機運は高まるだろう。その空気を直に感じて、自分の出自を真剣に考える場にする留学にしたい。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする